
2007年08月06日 14:30
言うまでもなく個人的な見解で、政治的にどうこうというレベルの話ではなしに、大相撲ファンの一人として申し上げる次第ですがね、やっぱり日本人横綱が見たいですね。
今の日本に欠けているもの、そのひとつは強い日本人横綱ではないでしょうか。
外国人力士もがんばってもらいたいし、活躍されるのも結構ですが、さすがに東西の横綱が外国人でその下の大関、関脇、小結にいたるまで、ずらっと外国人力士が日本人力士を投げ飛ばす姿を毎度見せられるのは、日本人として知らず知らずのうちにどこか自信というか尊厳みたいなものを、少しずつ傷つけられているのではないかとすら思います。
この責任はいったい誰にあるのか、という議論についついもっていきがちなのですが、素人目から見ても、たとえば今年の新弟子検査には応募者が一人もいなかったという現実。これをどのように見るかです。誰も関取になりたがらない。こうした現実が厳然と横たわる中で、その対策としてどういうことがあげられるか。
たとえば、公立の小中学校、または高校でもいいですが、ご自分の母校に相撲の土俵があった方はどの程度いらっしゃいますか。日本の国技といわれる相撲ですよ。その土俵が今の学校でどの程度設置されているのか、一度文部科学省に聞いてみたいと思いますが、おそらくテニスコートの何分の一しか備えられていないのではないでしょうか。
果たしてこれでいいのでしょうか。
日本の国技です。
安倍内閣は伝統と歴史と文化を尊ぶとし、教育基本法を改正し、さまざまな教育改革に着手しているわけですが、ならば日本のまさに伝統の象徴ともいえる相撲道をもう少し身近に接する機会をつくってもいいのではないかと思います。そうしたことがすぐに横綱誕生とはならないかもしれませんが、ひょっとすると新設された日本のどこかの土俵から第二の千代の富士が誕生するかもしれない。
一人の横綱がひとつの時代を象徴し得る日本の文化がやはりあると思いますね。
国民の羨望を一身に背負える、そんな横綱の誕生を大相撲ファンとして切望いたします。
杉村太蔵